Edwin Calva

Ecuador 南部アマゾン地域、Palanda の地に佇む Edwin Calva 農園は、伝統と革新が息づく豊かな農園です。APECAP 協会の会員としてコーヒーのテイスティングと収穫後の処理を熟知した Edwin は、父から受け継いだ農園を変革してきました。

Zamora 県に位置する Palanda は、コーヒーとカカオの生産量で有名ですが、数年前に改良されたティピカ種とネスレ種のハイブリッド種が導入されたことで、スペシャルティコーヒーの生産拠点となっています。

Ecuador ではハニープロセスコーヒーの人気が高まっており、完熟したコーヒーを収穫し、その日のうちに果肉を取り除きます。その後、パティオや高床式ベッドに広げ、最大25日間、粘液の中で乾燥させます。

このコーヒーは、意図的に嫌気性発酵を施されています。収穫したばかりのチェリーは、風味を際立たせるため、密閉容器に一定期間漬け込まれます。これにより、果実の濃厚さと酸味が増し、コーヒーのボディもわずかに増します。

このコーヒーには、黄色い核果のジューシーな酸味と、オレンジキャンディーのような甘さが調和しています。ほのかにシロップのような口当たりも感じられます。

お飲みいただく前に、焙煎日から 7 ～ 10 日ほど豆を休ませることをお勧めしています。