ベラクルス州、イシュアトラン・デル・カフェの山岳地帯に位置するフィンか・レジーナは、2018年にドリス・テレシタ・エスカミラ・ロメロ夫妻によって設立されました。農園名は娘のレジーナの名にちなんで名付けられました。標高1,580m、在来樹木のシェードのもとで育てられたゲイシャ種とオバタ種のチェリーは、完熟のタイミングで丁寧に手摘みされます。その後、慎重に発酵管理とゆるやかに乾燥工程を経て、その個性を最大限に引き出しています。
2025年、このロットはMexico Cup of Excellenceで第8位に入賞し、長年のパートナーマカンタ(生豆商社)のサポートのもと国際オークションで私たちが落札しました。その評価は確かな品質の証ですが、私たちの心を掴んだのは、その静かな完成度でした。
カップはマグノリアや白い花のやわらかな香りから始まり、フレッシュグレープと赤りんごの瑞々しさが、なめらかでほのかにシロップのような質感とともに広がります。酸はジューシーで角がなく、心地よい立体感を生みます。温度が下がるにつれて甘さの質はレーズンへと深まり、マスカットやピーチのニュアンスが静かに感じられます。
受賞歴を持ちながらも、堂々としていて表現力豊かであり、同時に親しみやすいナチュラルロットです。
お飲みいただく前に、焙煎日から 7 ~ 10 日ほど豆を休ませることをお勧めしています。