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Musasa Nkara は、ルワンダ北部ルリ地区より、
Musasa Dukunde Kawa協同組合によって生産されたコーヒーです。
この地域では、多くの小規模生産者がそれぞれ小さな農地でコーヒーを育て、
トウモロコシや豆などの作物とともに日々の営みの中で栽培しています。
収穫されたチェリーは Nkara ウォッシングステーションに集められ、
一体となって精製が行われます。
2007年に設立されたこのウォッシングステーションは、
ルワンダのコーヒーのあり方を少しずつ変えてきた存在のひとつです。
かつては半加工の状態で販売されることが一般的でしたが、
こうした設備の普及によって、より丁寧で一貫した精製が可能になりました。
完熟したチェリーのみを手摘みし、その日のうちにパルピング。
発酵、水洗、選別を経て、アフリカンベッドでゆっくりと乾燥させていきます。
こうした工程の積み重ねが、カップに輪郭と安定感をもたらしています。
私たちにとって、このコーヒーはひとつの再訪でもあります。
かつては慎重に向き合っていたルワンダですが、
時間とともに品質の向上を実感するようになりました。
このロットも、赤い果実の表現が素直で、カップの印象がすっと入ってくる点が印象的でした。
味わいは、クランベリーやレッドカラントの明るくジューシーな立ち上がりから始まり、
やがてサンザシのようなやわらかな甘さへと移ろいます。
最後はドライフィグの穏やかな余韻が残り、全体をやさしくまとめていきます。
ルワンダのコーヒーが少しずつ変化していることを、
自然と感じさせてくれる一杯です。
お飲みいただく前に、焙煎日から 7 ~ 10 日ほど豆を休ませることをお勧めしています。