ペルー・ハエンの高地で、Wilder Garciaは先を見据えた農業に取り組んでいます。三代続く生産者として、目の前の収穫だけでなく、その先の年々の状態までを見据え、計画的な剪定を行いながら木々を整えています。樹を休ませ、再生させることで、収穫量と品質の安定を図る。その考え方は、伝統と新しい発想の両方に支えられています。
今回、ペルーをエスプレッソラインナップに加えるにあたり、このコーヒーに出会いました。いくつかのロットの中でも、このBourbonはカップとしてのまとまりの良さが印象に残りました。明るさや強さを前に出すタイプではなく、落ち着いた甘さと、すっと馴染むような飲み心地があります。
カップはアプリコットを思わせる穏やかな果実味から始まり、やわらかなナッツ感へと移ります。温度が下がるにつれて、黄色い花のようなニュアンスがふわりと現れ、パネラを思わせるコクのある甘さが全体を包み込みます。それぞれの要素が無理なく重なり合い、自然なまとまりを感じられる仕上がりです。
主張しすぎることなく、時間とともに良さが伝わってくる一杯です。
お飲みいただく前に、焙煎日から 7 ~ 10 日ほど豆を休ませることをお勧めしています。